「高砂ふらっ灯(と)バル」が10月25日・26日の2日間、山陽電車高砂駅、荒井駅周辺で開催される。主催は高砂商工会議所青年部。
大型商業施設「サンモール高砂」が閉店し高砂の商業が大きな影響を受けたことをきっかけに、地域で商売をしている人を盛り上げようと始まった同イベント。今回で5回目となる。昨年は駅周辺の57店が参加、30~40代を中心に3500人以上の参加者あり盛況だったという。
青年部の大江達也さんは「スペイン語のバルはちょっと一息の意味もある。ふらっ灯バルでは気軽に立ち寄ってもらいドリンクと軽く一品を楽しんでほしい。お酒だけではないので誰でも楽しんでもらえる。イベントを機に何度も来ていただけたら」と話す。
当日は購入したチケットを使い、好きな店で飲食ができる。高砂駅周辺で39店、荒井駅周辺で21店の計60店、居酒屋やカフェなどさまざまな店が参加する。前回好評であったスタンプラリーも実施。チケットのつづりがスタンプラリーの台紙となっており、4店巡ると後日行われる抽選に参加できる。当選者には協賛会社より景品を進呈。
大江さんは「前回のバルでは横並びになったお客さま同士でお店の情報交換が行われるなど、コミュニケーションが生まれていた。今後は店同士もつながる仕組みを考えていければ」と話す。
運営委員長の加治屋昭平さんは「結びのまち高砂で新しい店や新しい出会いを見つけてほしい」と参加を呼び掛ける。
チケット料金は、前売り=5枚つづり3,000円(10月22日まで)、当=同3,500円。「高砂ふらっ灯バル」ホームページのほか、高砂商工会議所、駅前観光案内所ちちり、20日まではバル参加各店でも販売する。当日は高砂駅南側、荒井駅北側でも売り出す。チケット購入者にはガイドブックを進呈。