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高砂署、パトロールカードをリニューアル 地域の声を大切に

カードを手にする三木さん

カードを手にする三木さん

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 高砂警察署がパトロールカードを「じょうとんパトロールカード」としてリニューアルし、4月26日、運用を始めた。担当は地域課地域企画係。

パトロールの様子

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 このカードはパトロールの際に不在の家に対し、異常がなかった旨を伝える目的で使う。昨年は市内全域で1万522件の投函を行った。

 同係の三木健太さんは「以前までの白黒のカードでは形式的に感じてしまう。市民の方に受け入れてもらいやすいよう今回からカラーで印刷し、書体も柔らかいものにした」と制作に当たっての工夫点を話す。

 カードには件数の多い事故や予測される事件についての注意が記してあり、今後は時期や季節によって起きやすい事故や事件への注意喚起を予定している。裏面には警察に対してのメッセージを記す欄があり、市民と双方向のやり取りが可能となっている。要望やお礼などが記されていることもあり、実際に要望者と会い「情報をもらうこともある」とも。

 同じ係の吉冨武志さんは「ひょうご防犯ネットのQRコードも印刷してあり、無料登録すると高砂市内で起きた犯罪・防犯情報をすぐに共有することができる。小さい子どものいる親御さんの中には声掛けなどの情報を得るために登録されている方も多い」と話す。

 三木さんは「警察はパトロールを行うことで安心感の醸成をしていかなくてはならない。ポップなじょうとんパトロールカードで警察の怖い、硬いイメージを和らげ、市民の方と触れ合うことで防犯意識を高めていただくきっかけとなれば」と期待を込める。

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