
台風の影響により屋根の修理を行っていた蛭子神社(高砂市高砂町)の工事が完了し、3月17日、御神像を本殿に戻す遷座式(せんざしき)が執り行われた。
遷座式は、神社を修理する際に一時的に安置したご神体を本殿に戻す神事。同神社を管理する東宮町自治会役員が参列し、高砂神社に預けられた3つの御神像が蛭子神社に無事帰ってきた。
同神社は江戸時代初期に創建され、明治時代初期に一度改修された跡が見つかっているが、それ以降大きな破損はなかったという。
2017年10月と2018年9月の台風の影響で屋根が大きく破損し、今年1月から地域住民や地元企業らの寄付によって改修作業が行われた。工事は約3カ月で完了し、銅製の立派な屋根が取り付けられている。
自治会の新木茂会長は「毎年1月にはえびすさんをしている。祭りを通してこの場所が地域のコミュニケーションの場になり、社殿自体も地域のシンボルになれば」と笑顔を見せる。