高砂市国際交流協会(高砂市荒井町)が12月18日、「国際交流クリスマスサロン」を市役所西庁舎4階で開催し、外国人8人や日本人の親子連れなどおよそ40人が参加した。
国際交流サロンは外国の人と楽しく会話することを目的に、同協会が毎月1回開いている。毎年12月は「クリスマスサロン」として、子どもが参加しても楽しめるゲームなどを行っている。
クリスマスカラーの緑か赤のものを身に着けた参加者は、自己紹介やテーマ合わせたグループを作ったり、イラストを見て何を書いているかを英語で当てるゲームなどで会話を交わしたりして自然と打ち解けていた。参加者が持ち寄ったお菓子を食べる時間もあり、子どもと一緒に訪れた市内に住む田中莉彩さんは「子どもは1歳10カ月で、普段から英語に触れる機会をつくっている。ゲームもあって年齢に関係なく楽しめた」と話す。
フィリピン出身で17年間日本に住むマツイマリアさんは「日本のクリスマスイベントに参加するのは初めてだったが、楽しくにぎやかで歓迎されている気がする」と感想を話す。オーストラリア人で市内の中学校でALTをするメリッサ・ラーキンスさんは「オーストラリアでは夏にクリスマスを迎え、家族でプレゼント交換をする。日本で初めて雪の降るクリスマスを体験した」と話す。
同協会事務局員の中山千尋さんは「サロンに初めて参加する人や子どももいるので、楽しく交流が深まるゲームを準備した。顔見知りになって今後のサロンにも来てもらいたい」と話す。