サッカーチーム「バンディオンセ加古川」が4月9日、日岡山公園グラウンド(加古川市加古川町大野)で「京都紫光クラブ」と関西社会人サッカーリーグ開幕戦を行う。
同チームは昨年、同リーグ2位、全国社会人サッカー選手権3位に入り、JFL昇格をかけた地域リーグの決勝大会に出場するも1次リーグで敗退した。
今季は、所属選手26人中15人が新入団選手、大半が20代前半とフレッシュな顔ぶれがそろった。同チームは現在、合流の遅れやけが、コンディションの調整不足などの不安要素もあるが、チーム内の競争によるレベルアップ、待望の大型FWの加入などプラス要素も多い。
日岡山公園グラウンドは毎年この時期に桜が満開を迎え、サポーターや多くの観客でにぎわうことから、選手たちも声援のバックアップを期待しているという。
同大会は昨年末から、姫路のご当地アイドル「KRD8」とコラボ企画を展開しており、開幕戦のハーフタイムにはショーも予定する。
橋本雄二監督は「コンディションが整っていない部分もあるが、最後は気持ち。4月出だしが勝負なので、初戦は内容よりも結果を求めたい」と話す。
ゲームキャプテンの鈴木選手は「学生チームは4年間でチームを作るが、社会人は1年で作らなければならず、より厳しい環境になる。チーム戦術が浸透するのも難しいが、テクニックのある選手も入団したので期待したい」と意気込む。
13時キックオフ。入場無料。