兵庫県立松陽高校商業科3年生の生徒が企画・運営する期間限定の店「松の子本舗」が12月16日、伊保駅前商店街内にある多目的スペース「かんころりん」に期間限定でオープンする。
同校の課題研究「アントプレナー入門(企業家入門)」を選択する3年生を対象とした取り組みは13回目。本年度は16人の生徒が参加する。
授業では、4月から研究アドバイザーとして中小企業診断士や税理士、信用金庫の職員などを講師に迎え、起業するために必要な知識や、商品の並べ方、価格表、接客マナーなどの販売スキルを実践的に学び準備を進めてきた。
同店で取り扱う商品を生徒が決め、地元店の協力で生徒が開発したパンや、北海道から取り寄せたスイーツ、全国各地の袋麺、県立農業高校の野菜、小物、多肉植物などを販売する。
松の子本舗の「社長」を務める谷口鈴音さんは「お客さまに喜んでいただけるよう、メンバー全員で頑張る。ぜひお越しください」と呼び掛ける。
営業日は今月16日・17日と23日・24日。営業時間は11時~15時。