高砂商工会議所(高砂市高砂町)と国立明石工業高等専門学校(明石市魚住町)が9月25日、人的知的資源の交流などを目的に連携協定を結んだ。
連携協定の内容は、人的知的資源の交流、協働による調査研究及び事業の実施、ものづくり分野における産学官連携の推進など。
同会議所が教育機関と連携協定を結ぶのは兵庫大学短期大学部に続いて2例目となり、明石高専は、今年2月に高砂市とも協定を結んでいる。
同会議所で行われた締結式では、同会議所の森本幸吉会頭と明石高専の笠井秀明校長が握手を交わした。笠井校長は「(高砂市・高砂商工会議所・明石高専)3者が連携し、まちの発展、活性化に寄与できるものと期待している」と話す。
森本会頭は「産業分野、まちづくりにおけるイノベーションの突破口にしたい」と期待を込める。
今後は、インターンシップの実施や企業と学校の共同研究のマッチング、古民家再生などの実現を目指す。