高砂市ユーアイ福祉交流センター(高砂市高砂町)で8月27日、「2017ユーアイ夏の交流会」が開催される。
「ユーアイ帆っとセンター」の愛称で、福祉の増進を目的に高齢者や障がい者、親子などの交流支援を行う同施設。今年初めての開催となる同イベントでは、尺八の演奏やフラダンス、落語などのステージのほか、障がい者施設による授産品の展示・販売などが行われる。
センター長の野口真由美さんは「センターは、2015年に福祉の交流拠点となるべく開設された。福祉関係の方をはじめ高砂市民の方々の交流拠点となるために、何かできないかと模索する中で、ユーアイ夏の交流会を実施するに至った」と話す。
センター開設初年度となった2015年には、施設開設のお披露目の機会として講演会を開催。翌年には家族の写真展覧会を実施したという。
「今年はセンターの役割に立ち返り、より福祉に関連した内容で開催しようと思っている。高砂市社会福祉協議会さんより高砂市ボランティア活動センターの登録団体さんを紹介いただいたり、高砂市障がい者自立支援協議会さんより授産品を取り扱う団体さんを12団体紹介いただいたり、協力しながら進めている」と野口さん。
今後の展望について「センター自体は、福祉関係の方だけでなく、いろいろな方にご利用いただけたらと思う。福祉関係の方にとって、センターが活動場所あるいは活動を知ってもらえる場所になり、就労支援にもつながれば」と話す。
開催時間は9時~14時。参加無料。