映画やテレビ番組など撮影地の誘致や、撮影支援をする「高砂市フィルムコミッション(FC)」が8月1日、ジャパン・フィルムコミッション(JFC)に加盟した。
JFC加盟により、全国に100団体以上あるJFC会員とのネットワークづくりや、制作関係者への情報提供、JFCが開く講習会に参加できるなど誘致活動の強化が期待される。JFC加盟は兵庫県内では6番目。
同FCは高砂商工会議所青年部、高砂市観光協会、高砂市役所職員によって2012年に発足した。高砂市の魅力を全国に発信し商業、観光、地域の活性化を図ることが目的。
これまで、市のプロモーションドラマ「高砂メモリーズ」の制作や、映画「クローズEXPLODE」のロケ地誘致などの活動を行ってきた。作品のイメージに合う場所を探す「ロケハン」にも制作関係者が訪れたという。
今後は2018年2月に開催される「全国ロケ地フェア」に向けて、新しいロケ地の発掘やパンフレット製作を進め、JFC会員や映像制作者へPRする。撮影隊の受け入れの体制を整えるため市内のさまざまな団体に協力を求める。
高砂市FC会長の浜谷和英さんは「映画やドラマをきっかけに高砂市を全国の人に知ってもらい、地域の活性化につなげたい」と話す。