加古川駅近くの商業施設内のカフェ「フレスコナチュラ加古川ニッケレポス店」(加古川市加古川町寺家町)で2月20日、ハワイアンユニット「HOENE(ホエネ)」が講師を務める「ウクレレワークショップ」が開催された。
同ユニットは、ウクレレを通して一般の人にも聴きやすいハワイアンを広めていきたいという思いから、全国各地でワークショップ形式の教室を開催。加古川クラスを昨年11月にスタートし、これまで3回にわたり行ってきた。
同ワークショップの講師、千葉たかひろさんは「教室ではなく『ワークショップ』としたのは、堅苦しい雰囲気ではなく、気軽に始めてもらいたかったから」と話す。60分のワークショップの中で一曲を最後まで弾けるようになることを目指しているという。
同ユニットの松島嘉子さんは「もともとハワイアンが好きで、ウクレレに興味を持つ人が多い。まずは一曲を弾けるようにしたい」と話す。
これまで、女性を中心に夫婦や高校生など幅広い参加があったという。「教室のようにマンツーマンの指導もいいが、ここでは参加者同士がおしゃべりしながら教え合う姿が見られる」と千葉さん。「楽器は難しくないということを伝えたい。同じ空間でみんなが楽しめるものをつくっていきたい」と話す。
2月20日の初級クラスには15人が参加。参加した夫婦は「これまで興味はあったが機会がなかった。ウクレレを購入したので家でも練習したい」と話す。ほかにも「家に眠っていたウクレレを弾くきっかけになった」という声も。
3月27日には同ユニットも参加するウクレレとハワイアン音楽のイベントも開催。同ワークショップの参加者がウクレレを披露する機会もあるという。千葉さんは「目標があれば人はがんばれる。3回ぐらいの練習でも弾けるようになる」と話す。「ワークショップは勢いが大切。楽しんで発表できる機会をつくれたら」と笑顔を見せる。
同ワークショップでは、初級クラスと中級クラスを用意。初級クラス=14時30分~15時30分(60分)、中級クラス=16時~17時(60分)。料金は、それぞれ2,500円。ドリンク、ケーキ付き。