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加古川でチャリティーバザー 首里城と福島県に復興支援

美術品を説明する森社長

美術品を説明する森社長

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 火災で焼失した沖縄の首里城と東日本大震災で被災した福島県の復興を支援しようと加古川の「東播磨生活創造センターかこむ」(加古川市加古川町)で12月23日~29日に、チャリティーバザーが行われた。主催は富士コンピュータ(加古川町、TEL 079-420-2020)。

バザー会場の様子

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 バザーには国内、海外の有名な絵画、リトグラフ、シルクスクリーン、陶芸品など同社社長の森和明さんが40年間で集めた美術品のコレクションの中から150点を展示販売した。約70人が来場し出展された150点の美術品の中からリトグラフ20点、油絵19点、置物1点、計40点が販売された。売上金は沖縄や福島県浪江町、南相馬市に復興支援として寄付される。

 同社は通信制高校「相生学院高等学校」も経営しており毎年修学旅行は沖縄に行っているという。「毎年訪れている首里城が焼失してしまい大変残念に思う。沖縄は日本の宝だと思うくらい美しい場所。沖縄に住む人々の心のよりどころであろう首里城が無くなってしまったことに心が痛む。少しでもお役に立てたらと今回のバザーを行った」と森社長。

 福島県には同社長の父親が以前に住んでいたという縁もあり支援しており、南相馬市にロボット産業を立ち上げようとしている。「東日本大震災から時間がたち、忘れられようとしている地に新たに工場を作り雇用を生み出せれば」と計画しているという。

 「今回初めてチャリティーバザーを行ったが今後第2回、第3回と同様のバザーを行い引き続き義援金を沖縄や福島県に届けたい」と森社長は活動の継続を意気込む。

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