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加古川で農林漁業祭開催へ 地元38店舗と提携し地産地消PRも

イベントをPRする高橋周さんと白川七菜さん

イベントをPRする高橋周さんと白川七菜さん

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 加古川市内の食材の地産地消を目的とした「第41回農林漁業祭」が10月から、加古川市内を中心に近隣地域各所で開催される。

イベントをPRする高橋周さんと白川七菜さん

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 「かこがわを食べよう!」をテーマに、加古川市農林漁業祭実行員会が企画した同イベント。農林漁業祭月間の10月から11月にかけて、地元生産者が野菜や農畜産物を対面販売する「軽トラ市」やサツマイモの収穫や調理が体験できる「農業体験」など、さまざまなイベントを展開する。

 同イベント事務局を務める同市農林水産課職員の田中康弘さんは「去年から主催イベントに力を入れていろいろな企画を行っている。親子で楽しめるものが多いので、気軽に遊びに来てもらえたら」と話す。

 「農産物品評会審査会&即売会」では、市内3カ所で計300以上の農家が持ち寄る野菜の品評会を行う。即売会で購入ができるほか、地元料理店による「恵幸川(えこがわ)鍋」の振る舞いも行われる。

 今年初の試みという「漁業体験」では、漁業組合と連携し、加古川の魚のタッチプールや漁船・漁具の展示などを開催する。「漁師との会話も楽しんでもらえれば」と田中さん。
 加古川産食材を使用したメニューを提供する飲食店が協力する「地産地消スタンプラリー」では、市内外の提携店舗の食事でスタンプを集めて応募することで、加古川和牛やブランド米、協賛店からのプレゼントなどを抽選で約150 人に進呈する。

 同職員の高橋周さんは「今年は協力店を19店舗から38店舗に増やした。地元のカフェや居酒屋なども多いので、いろいろと回ってスタンプを集めてもらえたら」と話す。

 田中さんは「加古川は少量多品種で、いろいろなものを少しずつ作っている農家が多い。この機会に加古川産でこんな野菜が食べられるんだということを知ってもらえれば。普段は直売所に行くことがない人にも寄ってもらうきっかけにしたい」と話す。

 「加古川で漁業体験ができると知らない方も多い。若い世代のお母さんにも地元食材を知ってもらい、家でも料理してもらうきっかけを作りたい」と意気込む。

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