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加古川・鶴林寺で夜間アートフェス 地元出身歌手のギター弾き語りライブも

参加を呼び掛ける実行委員メンバー

参加を呼び掛ける実行委員メンバー

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 国宝に指定されている「鶴林寺」(加古川市加古川町)境内で11月4日・5日、アート作品の展示・体験イベント「鶴林寺 光とアートフェスタ」が開催される。

ワークショップで作成した展示作品の「竹灯(あか)り」

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 芸術の秋にアートを身近に感じてもらおうと、鶴林寺と同イベント実行委員会「チームKAKERU」が初企画した同イベント。実行委員メンバーは、地元の高校生や主婦、デザイナーなど15人が参加する。

 実行委員長の伊藤広海さんは「1年前から準備を始めた。展示作品は子どもたちとワークショップ形式で作った。作品作りに関わってくれた人は、地元学童保育の児童や、イベントに参加してくれた方々など300人以上になる。自分で作ったものが展示されている空間を見て、感動して、楽しんでほしい」と話す。

 会場の境内には、風船と照明で空間装飾を施すほか、子どもたちと作った竹明かりや、2200個のペットボトルを使った作品などを展示する。体験型アート作品には、来館者が蓄光シートにブラックライトで絵を描く「もっちもちの木」などを設置する。4日19時30分からは、加古川出身のシンガー・ソングライター「the caves」によるギター弾き語りライブも開催する。

 伊藤さんは「作品の材料は、風船やペットボトルなど身近なものばかり。色をつけたり、集めたり、見せ方を工夫することで、身近なものがアート作品になる楽しみを感じてほしい。現在準備の真っただ中だが、アイデアはどんどん出てくる。来てくれた人が感動するような空間を作りたい」と意気込む。

 開催時間は、18時~20時。入場料は、大人=300円、中・高校生=150円、小学生以下無料。

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