加古川の兵庫県立東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町)で8月29日、ハンドメード作品の体験レッスンや販売会から成るイベント「まちづくりフェスタ」が開催され、夏休み中の親子連れなどで、にぎわいを見せた。
日頃から地元で活動する作家らにより結成された「まちづくりフェスタ実行委員会」が主催し、昨年12月に始まった同イベント。2~3カ月に一度のペースで、定期的に開いており、今回で4回目を迎えた。
当日は7つの体験教室が出店。フラワーアレンジメントやスイーツデコ、ドリパージュなどのハンドメード作品の体験レッスンや販売を行った。体験料は500円~1,000円程度で、手軽な習い事の感覚で参加できるのが特徴。夏休み最後の土曜日ということもあり、多くの親子連れが参加し思い思いの体験を楽しむ姿が見られた。
主催者の一人である松井敏美さんは「継続的にこのような場を持つことで、加古川でものづくりに触れるきっかけをつくりたい」と話す。「毎回楽しみに来てくれる人がいるので、ハロウィーンやクリスマスなど、季節に合わせて楽しめるイベントにしていきたい」とも。
次回開催は10月31日で、会場は同施設。開催時間は10時~16時。ハンドメード作品の体験教室のほか、音楽コンサートも予定。売り上げの一部は、東日本大震災復興支援のチャリティー募金へ寄付する。