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サッカーチーム「バンディオンセ加古川」がJFL昇格へラストチャンス

バンディオンセ加古川が全国社会人サッカー選手権で昇格の望みをつなぐ

バンディオンセ加古川が全国社会人サッカー選手権で昇格の望みをつなぐ

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 サッカーチーム「バンディオンセ加古川」が10月17日から5日間、JFL昇格をかけて岩手県で開催される「第51回全国社会人サッカー選手権大会」に挑む。

真剣な表情の橋本監督

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 同チームは、全国9つある地域リーグの一つ「関西サッカーリーグ」に所属。今季、「JFL(J1、J2、J3に次ぐ日本の4部相当)」へ昇格を目指し戦っている。

 今季のリーグ戦を8勝2敗4分の2位で終え、各リーグの優勝チームがJFL昇格をかけて戦う「全国地域サッカーリーグ決勝大会」(通称「地決」)への切符を手にすることはできなかった同チーム。

 10月17日から開催される「全国社会人サッカー選手権大会」で上位の成績を収めることができれば、地決へ出場する可能性が残されているため、各地域リーグで優勝できなかったチームにとっては今季中の昇格へ、最後の望みとなる。

 同大会はトーナメント戦で行われる。決勝に進出すれば5日間で5連戦となるため「日本一過酷なサッカー大会」とも称されている。

 同チームの初戦の相手は、今季九州サッカーリーグ3位の「J.FC MIYAZAKI」。堅守速攻のカウンターを得意とするチームで、バンディオンセ加古川と同タイプといわれている。

 「今年はこれまで積み重ねてきたものが形になった。攻撃のバリエ-ションも増え、得点能力も高くなっている。MIYAZAKIは似たチームだが、必ず隙はある。先制点をとって勝ち切りたい」と同チームの橋本雄二監督は話す。

 副キャプテンの鈴木玲央選手は「関西サッカーリーグにはいないタイプのチーム。まずは自分たちのサッカーをするだけ」と語り、同じく副キャプテンの辻村隆史選手は「連戦になるが、自分たちに温存なんて言葉はない。一戦一戦全力で戦う」と今大会での優勝を誓った。

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