チョコレートとジェラートをメインに販売する「Huit:8(ユイット)」(稲美町国岡)が11月27日、稲美町にオープンした。
オーナーパティシエの柳田裕介さんは加古川出身。神戸市や長野県でパティシエとして経験を積みながら、「いつか地元で自分の店を持ちたい」と思う中、南米コロンビアのカカオを取り扱う「カカオハンターズ」のカカオに感銘を受け、チョコレート専門店の開業を決意。2年ほど前からイベント出店をしながら店舗を探し、同町に店をオープンした。
店名の「Huit:8」はフランス語の「8」に由来。「末広がり」「切れ目がない」という日本での意味にあやかったのと柳田さんが8月生まれということもあり、縁のある「8」を入れた店名にした。
白を基調とした落ち着いた雰囲気の店内。柳田さんが好きだという植物も飾る。テイクアウト販売のほか、ベンチも配置しており、混雑時以外はイートインも可能。
メニューはアマンドショコラ(850円)、フィグショコラ(780円)など16種類のチョコレートに加え、リッチショコラ(シングル600円)などのジェラートが6種類。そのほか焼き菓子やホットチョコレートなどをそろえる。バレンタインに向けてボンボンショコラやチョコレートの新作ジェラートの準備、夏に向けてアイスチョコレートの試作も進めているという。
柳田さんは「食べた時に罪悪感のない体に優しいお菓子作りをモットーにしている。自分へのちょっとしたご褒美や、誰かに送るギフトとしてぜひ気軽に買いに来てほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~19時。火曜定休。水曜は変則営業。