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東加古川に「串焼 こぎっち」 食肉専門店で仕入れ、店内で串打ち

焼き場に立つ店主の岡田知恵さん

焼き場に立つ店主の岡田知恵さん

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 「串焼こぎっち」(加古川市平岡町、TEL 079-458-5300)が11月10日、東加古川にオープンした。

串は焼き加減にこだわる

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 店主の岡田知恵さんは40年以上にわたり東加古川で営業を続ける「スナック時女木(ときめき)」(平岡町)のママを務めながら、同店を切り盛りする。

 店名の「こぎっち」は、韓国語の焼き肉店を意味する「コギチ」からヒントを得た。かわいらしく、親しみを持って呼んでもらえるよう「こぎっち」と名付けたという。岡田さんは「焼き肉店ではなく、串焼きの店としてオープンしたのは、近くに牛の串焼きの店がなかったこと。串焼きであれば服や髪の毛に、匂いが付きにくいと考えたから」と話す。

 食材は、同市内にある食肉専門店から仕入れる。店内で串打ちを行い、注文に応じて最適な焼き加減で提供する。仕切り皿に入れるタレは、オリジナルのみそダレとしょうゆダレのほか、英国王室御用達の塩といわれるマルドンの3種類。マルドンを付けて食べることで、肉の味が引き立つという。

 店内はカウンター10席。メニューは、「タン」(350円)、「ホルモン」「シマチョウ」「レバー」(以上300円)、「イチボ」(500円)、「ヒレ」(700円)などをそろえる。

 岡田さんは「店のオープンに当たり、スナックの常連のお客さまや古くから営業している店から、料理やサービスのアドバイスをもらった。『大人たちの落ち着いた空間』として、試行錯誤を重ねながら軌道に載せ、お客さまを増やしていきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~22時。日曜・祝日定休。

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