「病院フェスタ2025 かこがわくわく 集まる笑顔」が11月15日、加古川中央市民病院(加古川市加古川町、TEL 079-451-5500)で開催される。
地域住民との交流や病院への関心を高めてもらおうと開催する同イベント。昨年は、雨にもかかわらず約700人が訪れた。
開催に向けて、同院の全部署から25人が集まり、実行委員会を結成。7月にキックオフし、現在も準備を進める。今年のテーマは「かこがわくわく 集まる笑顔」。「加古川でわくわく楽しんでほしい」「たくさんの笑顔が見たい」という思いが込められているという。テーマは、同員会のメンバーから集まった約40点のアイデアから投票で決定した。
当日は「ステージイベント」「イベントブース」「フード出店」を用意。同院1階「きらりホール」で催されるステージイベントでは、総勢24人で参加する「高砂高校ジャズバンド部」、「キッズダンス AWESOME!」、「コーラス 青い鳥児童合唱団」などが出演する。
「びょういんたいけん」では、ナース服や手術着の着衣体験のほか聴診体験もできる。「検査室を知ってもらおう」では、エコーや顕微鏡をのぞく体験ができる。ほかにも、フリースロー3本勝負、輪投げなどの体を動かすイベントも用意。フードでは、加古川で創業した「丸亀製麺」や、高砂の「カイマナコーヒー&ギヤ」などが出店。抽選会や、ボランティアによるバザーも行う。
同院の平田健一副理事長は「実行委員会のメンバーは一生懸命に準備を頑張ってくれている。職員もイベントを通じて地域の人や子どもたちから元気をもらっている」と話す。
副実行委員長の石原広之さんは「フェスタでの体験を通じて将来、当院で働きたいと思うきっかけになればうれしい」と期待を込める。
実行委員長の中間康夫さんは、同イベントを、「地域の皆さんと触れ合うことができる貴重な時間」と位置付ける。「病院はしんどい時に訪れる場所だが、この日は思いきり楽しんでほしい。手ぶらでは帰さないので、期待してほしい」と意気込む。
開催時間は10時~15時(9時30分受け付け開始、最終受け付けは13時30分)。