
まき焼料理店「Asador SS+(アサドール・エスエス)」(加古川市野口町、TEL 079-421-5881)がオープンして、9月6日で2カ月がたった。
店主の宗佐康孝さんは和食店「宗佐」を約13年営業。その後、飲食店経営の経験を生かし、メニューの開発や店舗設計などを行うコンサルティング会社を設立。現在、同社の休業日に同店を営業している。
店名の「Asador」はスペイン語で「焼く」、「ss」は「シンプルでサステナブル」、「+」は「発酵をプラスする」との思いを込めて付けた。店内はカウンター6席を用意する。
同店では、持続可能な食文化を築くため、「地元食材の使用」「フードロス、自然環境への負担減少」を意識した食材や調理法で料理を提供。食材を余すところなく使い切ることを心がけている。調理に使うまきは、二酸化炭素を吸い込み、酸素を放出するため環境にも優しく、食材を発酵させることで微生物が増え、香りや栄養価を高める働きがあるという。
メニューは「おまかせコース」(1万円)のみ。ドリンクは、「ビール」(900円)、「ワイン」(900円~)、「ハイボール」(600円)、「日本酒」(800円~)、「ジン」(700円~)。
宗佐さんは「まきと発酵食材で作る地産地消の料理を、ぜひ楽しんでほしい」と話す。
営業は日曜のみでで、ランチ=12時~15時、ディナー=18時~22時。完全予約制。駐車場3台あり。