
「加古川市消防本部救急フェア」が9月7日、ニッケパークタウン(加古川市加古川町)で開催される。主催は加古川市消防本部救急課。
厚生労働省と総務省消防庁が、毎年9月9日を「救急の日」、救急の日を含む1週間(日曜から土曜)を「救急医療週間」と定めている。加古川市消防本部では、応急手当(胸骨圧迫・AED)の普及や救急医療への理解を深めるため、毎年この時期に同イベントを開催している。
救急課救急係長の平石章吾さんは「救急車を呼ぶべきか迷った時や、どの医療機関をいつ受診すればいいか分からない時に、24時間365日、相談無料でいつでも受け付ける短縮ダイヤル「救急安心センターひょうご(♯7119)」が7月11日に兵庫県全域でスタートした。ほかにも10月1日から全国一斉に始まる「マイナ救急」など、救急医療に関する知ってほしい情報がたくさんある」と話す。
当日は、心肺蘇生法の体験や救急車適正利用等のポスター展示などのほか、救急フェアオリジナル缶バッジの作成、子ども消防服の着用体験、顔はめパネルの設置、救急車や加古川中央市民病院ドクターカーの展示など、大人から子どもまで楽しめる内容になるという。
「参加無料イベントなので気軽に参加して、少しでも救急医療について知ってもらうきっかけになればうれしい」と参加を呼びかける。
開催時間は13時~15時。参加無料。