
加古川市が国際交流推進を目的に海外の姉妹都市への派遣団を結成し、8月2日、加古川市民交流ひろば(加古川市加古川町)で結団式が行われた。
結成されたのは高校生から社会人までの7人から成る「青年海外派遣団」と、中学生10人から成る「中学生海外派遣団」。青年海外派遣団は8月5日から11日間、ブラジル・マリンガ市を訪問する。中学生海外派遣団は8月13日から10日間、ニュージーランド・オークランド市に派遣される。宿泊は主にホームステイで、ホストファミリーとの交流や日本庭園の見学、現地の学校訪問などを予定する。
結団式では加古川市国際交流協会理事長を務める岡田康裕市長から、派遣決定書が代表に手渡された。青年海外派遣団を代表して河本陽詩さんは「訪問地との方々との交流を通して、さまざまな文化への理解を深め、加古川市の代表として、健康と安全に気をつけて派遣研修へ行ってまいります」と誓いの言葉を述べた。最後には青年・中学生それぞれが現地で披露する「ソーラン節」などのパフォーマンスを披露した。
青年海外派遣団は8月15日、中学生海外派遣団は8月22日に、それぞれ帰国する予定。