今年で廃止が決定している高砂市民プール（高砂市高砂町、TEL 079-443-2355）が6月28日、今シーズンの営業を始めた。

ウオータースライダー

　1985（昭和60）年に開業した同施設。子どもたちに人気のウオータースライダーやビッグローラー、50メートルプールのほか、「ナイタープール」（20人以上・事前予約制）など、さまざまな設備を備える。毎年、シーズン中には市内外から約4万人が来場するという。

　同施設は老朽化により2023年に廃止が決定。2年の延長を経て、8月31日っで廃止となる。

　同施設を管理するサンアメニティ大阪の加藤隆志社長は「廃止が決定した後、地元の方々から『よく来ているのでプールがなくなるのはさみしい』という声が多く寄せられた。今シーズンも一人でも多くの皆さんに夏の思い出を作っていただきたいので、ぜひ、家族や友達と足を運んでもらえれば」と来場を呼びかける。

　営業時間は9時～17時（プール利用は16時40分まで）。ナイタープールは18時～21時（プール利用は20時40分まで、完全予約制）。休館日は7月20日までの月曜と8月の市民水泳大会開催日。8月31日まで。