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高砂・曽根駅前のおばんざい店「アミーゴ」、間借り営業で1年

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 おばんざい店「Amigo(アミーゴ)」(高砂市阿弥陀町、TEL 090-2353-6504)が間借り営業を始めて、3月15日で1年がたった。

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 店主の野々村優子さんは高砂市出身。イベントでの露店出店を経て昨年3月、中学校の後輩が営業する「家庭料理 和み」で間借り営業を始めた。店名は、野々村さんの母親が25年間営業していた喫茶店「あみーご」から名付けた。野々村さんは「生前は喫茶店を継がなくてもいいと言われていたが、継げなかったという思いや、店名だけでも残したいという気持ちから、店名を引き継ぐことを決めた」と話す。

 飲食業を始める前は製造業に従事していた野々村さん。仕事の傍ら、大阪を中心にバンド活動も行っていたが、コロナ禍で仕事や音楽活動などで制約や制限を求められた。次第に、「一人でできる仕事はないか?」と考えるようになり、個人事業主として働く道を選んだという。

 店内は、4人がけテーブル2卓、5人がけの座敷2卓、カウンター5席の計23席。

 メニューは「オムライス(みそ汁付き)」(800円)、「特製みそうどん」(700円)、副菜6品が並ぶ「おばんざいセット(メインなし、ご飯・みそ汁付き)」(900円)。「豚のしょうが焼き定食」(1,100円)、「ササミしそチーズカツ定食」(1,150円)など。定食には副菜3品~4品、ご飯とみそ汁が付く。定食メニューは日によって変わる。日替わり弁当は「1段弁当」(700円)、「2段弁当(みそ汁付き)」(1,000円)。モーニングは、トースト1枚、ゆで卵、ヨーグルト、果物、セットドリンクなどが付く「欲張りセット」(800円)などを用意。オードブルは4,000円から。料理に使う野菜は自身が育てた野菜を使い、足りない場合はできるだけ地域の食材を使うという。みそも自家製。

 野々村さんは「おばんざいも野菜料理を中心に提供している。野菜がたくさん食べられる店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は8時30分~13時30分(ラストオーダー)。モーニングは11時まで、弁当販売は11時から。

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