
高砂町にあるイチゴ農園「ルビスコ」(高砂市阿弥陀町)が3月1日、直営の「お菓子工房ルビスコ」(加古川市神吉町)をオープンした。
同店は同園で採れたイチゴを使った和菓子・洋菓子を製造・販売する。製造・販売は、長年公民館でお菓子教室の講師を勤めてきた坪木敏子さんが担っている。
商品は現在、イチゴ大福、シュークリーム(以上350円)、タルト(450円) の3種類。イチゴ大福には酸味の強い大粒の「紅ほっぺ」を使い、洋菓子にデコレーションしやすくクリームにも合う小粒と使い分けている。イチゴに合わせて「あん」やカスタードも同店で仕込んでいる。その他のホールケーキは予約注文を受け付ける。イチゴを使った商品は、イチゴの栽培時期に合わせ12月~6月ごろに期間限定で販売。
坪木さんは「小さな工房を持ちたいという夢をかなえてもらった。自社だからこそ、イチゴをたっぷり使った手頃な価格のお菓子を販売できる。予約販売にも力を入れ、お客さまの要望に合わせて一つずつ丁寧にお菓子を作っていきたい」と話す。
営業時間は10時~14時。火曜・木曜定休。予約はLINEで受け付ける。