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加古川で東北支援商品「ぐるぐる」 障がい者施設とチャリティーショップがコラボ

プロジェクトメンバーの村崎恭子さん(左)、吉田有希さん(中)、橋本ふみよさん(右)

プロジェクトメンバーの村崎恭子さん(左)、吉田有希さん(中)、橋本ふみよさん(右)

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 加古川のチャリティーショップ「FREE HELP(フリーヘルプ)」(加古川市平岡町新在家)が11月19日、福祉施設「明石市立木の根学園」とコラボした東北支援商品第1弾「ぐるぐる」の販売を始める。

商品をPRするプロジェクトメンバー

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 同商品は、布と毛糸を使用した雑貨で、ブレスレット(600円)、キーホルダー(大=700円、小=600円)、ブローチ(大=600円、小=500円)の3種類。1商品の売り上げにつき50円が東北支援として寄付される。

 同企画のきっかけは、2016年3月に同店が東北支援商品「東北のおばあちゃんが手編みする小物作品」の販売を同施設のイベントで行ったこと。イベントで出会ったスタッフらで「誰もが、誰かの支えになるプロジェクト」を検討し、第1弾の商品開発にこぎ着けた。

 製作は同施設に通う障がい者が手作業で行う。材料の布テープは地元で活動する生活困窮者支援団体「ふらっとホーム東はりま」の利用者がカットしたもの。毛糸は福島県の仮設住宅で暮らす住民への寄付物資として同店に集まった毛糸を使用している。

 同施設のスタッフ、吉田有希さんは「普段支援を受けている障がい者が、誰かの支援になる、という思いで取り組んでいる」、同じく橋本ふみよさんは「商品の配色は、全て利用者が自分で考えて作製している」と話す。

 村崎さんは「今回の第1弾をきっかけに、地元のクリエイターとも協力してデザインや提案などを一緒に行っていきたい」と意気込む。

 同店のほか、コットンベール(明石市小久保)、明石サービスエリア(大久保町)でも12月1日から取り扱う。

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