歌手・そえんじさんの高砂市応援大使委嘱式が11月10日、高砂市文化会館(高砂市高砂町)で行われた。
そえんじさんは小学生の頃から高校時代までを高砂で過ごし、大学卒業後にギターを始めた。カフェバーでの弾き語りライブで音楽活動をスタート。
現在は同館でのコンサートのほか、大阪の南地中筋商店街で飲食店を巡って弾き語りを行う「流し」、学校での講演など幅広く活動している。
同市で2010(平成22)年から毎年コンサートを開いてきたことや、自ら応援してくれる企業や個人を回ってチケットを手売りで販売する活動が認められ、応援大使を委嘱される運びとなった。
委嘱式が行われたのは、そえんじさんと漫才コンビ・B&Bが共演する「あとは売れるだけ・俺は売れた後コンサート」のアンコール演奏前。応援大使で野球解説者の金村義明さんと観客が見守る中、一般社団法人「高砂市観光交流ビューロー」理事長の新井誠三さんから委嘱状が手渡された。
そえんじさんは「委嘱式では『売れてください!』との激励をいただいた。自分が売れることが高砂への恩返しになる。全国の人が『そえんじ』と聞けば『高砂』と思ってもらえるよう活動を続けたい」と抱負を語った。