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播州のラーメン店主10人が「播州ぬーどるず」結成 業界超えた麺のつながり目指す

会議する播州ぬーどるずのメンバー

会議する播州ぬーどるずのメンバー

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 加古川市、明石市、播磨町、姫路市、太子町の個人ラーメン店の店主10人が10月12日、店舗連携とイベント企画グループ「播州(ばんしゅう)ぬーどるず」を結成した。

ラーメンについて語る様子

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 加古川のラーメン店「麺のまたざ」を経営する石川武史さんが、同じ業界の中でつながりをつくりたいという思いから「ラーメン店主の集まり」を企画。加古川の4店舗でスタートし、「仕込みや味付けなどの話を中心に情報交換をした。普通だと外に出さない情報もシェアすることで、業界のレベル自体を上げていけたらといういい話ができた」という。

 「今後も店舗同士が仲良くなった方がお互いにとってプラスになるのでは」との思いから、2回目の開催をSNSを通じて呼び掛けたところ、10月12日には10店舗が集まった。

 「今は同じ業界で競合しているだけではなく、全体として高まっていくために連携していくことが大事。同業者同士の悩みの共有を共有したり、聞きたいけどなかなか聞けないことを腹を割って話し合ったりすることができた」と石川さん。

 話し合いの中で、互いの店舗を回る「スタンプラリー」や、地域に貢献するボランティア活動についてのアイデアが生まれたという。「播州ぬーどるず」も結成し、翌日には、集まったメンバーのフェイスブック自己紹介欄に「播州ぬーどるずで働き始めました」との文章が投稿された。

 「今後はラーメンだけじゃなく、うどんやそばなど、広く麺業界同士でつながっていき、大きく『麺』というくくりで活動していきたい」と石川さん。「面白いことをしたいという人が30人、50人と増えていけば」とも。

 「1軒でできないことも10軒ならできるかもしれない。業界全体で盛り上がりを作って、『最近、播州地域のラーメン店がおいしいらしいから行こう』となってもらえたらうれしい」と意気込む。

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