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高砂の書道教室が2年ぶりの作品展 「出品者一人一人が主役」

心響会の幹事のみなさん

心響会の幹事のみなさん

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 高砂出身の書家・藤田雄大さんが主宰する書道教室「心響会」の会員による作品展「第3回心響展」が10月30日・31日の2日間、松風ギャラリー(加古川市野口町)で開かれる。

第2回「心響展」の様子

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 藤田さんは神戸や東京で個展を開くほか、母校である高砂市立鹿島中学校書道部の外部顧問や高齢者大学で講演活動などを行う。自身が主宰する「心響会」は現在、会員約100人が在籍する。

 昨年はコロナ禍で開催を中止したため2年ぶりとなる同展。今回は、高校生以上の一般会員による臨書作品、創作作品の計36作品と、賛助出展として藤田さんの新作を含む2作品が出品を予定する。同展ではテーマやコンセプトなど制限を設けず、出品者の意思や発想を尊重し、作品にする言葉選びも自由。書作展にある「敷居が高い」というイメージではなく、「一人一人が主役で、出品者の人間性が垣間見える」作品展になっているという。

 藤田さんは「『書は人なり』という言葉があるように、外見では分からない人間性や気持ちを込めた作品を展示する。作品展を通じて、芸術としての書の楽しみを身近に感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は、30日=14時~17時、31日=10時~16時30分。入場無料。

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